一時話題になった日本語ドメインは、今も検索順位に効果があるのか?

一時話題になった日本語ドメインは、今も検索順位に効果があるのか?

『URLは大事』という話しから・・・

一般的に、検索エンジンはウェブページの関連性を評価するうえでURLの文字列も評価しており、SEO対策として「URLにキーワードを含める」というものがあります。つまり、URLそのものに狙ったキーワードを含めるというものです。

試しに『整骨院 ナビ』と検索してみると、見出しの文字のほかに関連したURLの部分も太字になります。

googleの検索結果

google検索結果

yahoo!の検索結果

yahoo検索結果

この場合、検索エンジンは『ナビ』と『navi』が同様の意味であることを理解しているのが分かりますね。ですので、医療系のナビサイトを運営したい場合には『○○navi.com』などのURLにすると効果的であるといえます。

ただし、全ての単語を訳せるわけではなく『整骨院』を『seikotsuin』、『病院』を『hospital』と理解するのはまだまだ難しいようです。

そこで、一時話題になった日本語ドメインが今も効果的であるかを検証してみました。

日本語ドメインとは?

日本語ドメインとは、その名の通り日本語のドメインです。

普段使用しているドメインといえば、「google.co.jp」「yahoo.co.jp」など、アルファベットで構成されています。

しかし、日本語ドメインの場合は、例えば「ほねきん医院.jp」「ほねきん治療院.com」と言ったようなドメインになります。ひらがな、カタカナ、漢字も利用可能です。

せっかくなので、日本語ドメインでサイトを作ってみた

やはり、机上の空論ではよくないので実際にサイトを運営して効果の程を試すことにしました。

今回作成したサイトは、Web上で患者様にアンケートを募集するサイトです。

ドメインは、日本語ドメインで設定し『患者アンケート.com』にしました。

患者アンケート.com

サイトを作成して約3ヶ月ほど経過した後に『患者 アンケート』と検索すると、5位に表示されていました

googleの検索結果

患者アンケート検索結果

yahoo!の検索結果

患者アンケート検索結

(2012年6月現在。2013年1月に再確認したところ、1位になっていました。)

ドメイン年数は3ヶ月(2012年6月現在)です。サイトのページ数は20ページもないうえに、文字数もほとんどありません。相互リンクなどもゼロです。しかし、1ページ目に表示されているということは日本語ドメインがSEO対策として何らかの影響を与えているといっていいでしょう。

さらに、URL部分に日本語が表示されると、検索ユーザーの期待度が高まります。そのものズバリのキーワードがURL部分に載っていれば「ここなら詳しい情報が載っていそう」と感じるものです。

メリットもあればデメリットもあります

しかし、デメリットもあります。

日本語ドメインは、punycode と呼ばれる方法を利用して日本語(ひらがな、カタカナ、漢字)を英数字に変換することで、擬似的に日本語のドメインでアクセスできるようになっています。

ですので『http://患者アンケート.com』の本来のURLは『 http://xn--cck4a4dsiub0043c252b.com/』となり、非常に分かりにくいものになります。

また、IE6(Internet Explorer6)や一部のサービスで日本語ドメインは対応していない場合があります。

あくまでも一つの手段であること

今回は、あまり競合サイトが力を入れていないニッチキーワードでしたので、早期に効果が出たのだと思います。これだけで検索順位を大幅に上昇させるほどのインパクトはなく、数多くあるSEO対策の中の1つであるという結論に至りました。

日本語ドメインは、一般的な英数字のURLに比べて扱いづらい点もありますが、競合院との差別化として取り入れてみるのもいいかもしれませんね。